ウェブサイトに少々スペルの誤りがあろうと、パンフレットが翻訳調であろうと、たいした問題ではありません。人々は製品やサービスを買おうとしているのであって、英語の文章の良し悪しを判断しようとしているわけではないのですから…

…ちょっと待ってください。人は何かを購入する時、必ず何かを判断するものです。

初対面の相手が信頼できる人かどうか、決め手となるのは何でしょう。相手の話す内容とともに、話し方にも気をつけませんか。相手が表現していることのすべてが、こちらの判断材料になります。

潜在顧客の場合も同じです。

ウェブサイトや宣伝文書は、顧客が探している情報を伝えるだけではありません。会社自身についても多くのことを語ります。なんとか訳しただけ、ミスもちらほら…という手抜きの文章だったら、他もいろいろ手抜きがあるだろう――顧客はそう判断します。

英国放送協会 BBC ニュース: Spelling mistakes ‘cost millions’ in lost sales(スペルミス、失われる販売チャンスは数百万ポンド)(英語のみ)

ビジネス情報サイト Real Business: Poor grammar on websites scares 59% away(文法に間違いのあるウェブサイト、59%が信用せず)(英語のみ)